【初心者向け】FX基礎講座

解説

はじめに

ここでは、
FXをやったことのない人向けに、そもそもFXとは何なのか?

FXを始める上で、
最低限知っておいた方がいい知識、

言葉は聞いたことあるけど、
どういうことかわからないことなどを解説していきます!

こんな人にオススメ

・FX未経験の人
・FXに興味がある人
・FXをやっているけど、わからないことも多い人

FXとは?

FXとは、
外国為替証拠金取引のこと(Foreign eXchange)です。
通貨同士の売買を行い、利益を狙う取引です。

1ドル=100円の時にドルを買って、
1ドル=110円の時にドルを売る。

10円の利益が得られる。

日常的なことで、言い換えてみると

例)1本100円でコーラを仕入れ、
  1本110円でコーラを売る。

10円の利益が得られる。

反対にFXの場合は、
売りでも利益を出すことができます。

1ドル=110円の時にドルを売って、
1ドル=100円の時にドルを買う。

10円の利益が得られる。

これも言い換えてみると、

例)10万円で時計を売って、
  9万円の時に買い戻す。

1万円の利益が得られる。

FXは為替相場が上がっても下がっても
利益を出すことができます!

また、
ドル円以外の通貨ペアでも取引することができます!

銭・pipsとは?

銭とは、1円の100分の1の単位のこと。
1銭=0.01円。

pips(ピップス)とは、
FXで用いられる通貨の共通単位のこと。
スプレッドの単位としても用いられる。

例)ドル円・ユーロ円などの場合

1pips=0.01円=1銭
10pips=0.1円=10銭
100pips=1円=100銭

例)ユーロドル・ポンドドルなどの場合

1pips=0.0001ドル=0.01セント
10pips=0.001ドル=0.1セント
100pips=0.01ドル=1セント

FXを行う上で、
pipsは理解しておく必要があります
トレードしながら慣れていきましょう!

ロットとは?

ロット(lot)とは、
FXを取引する際の通貨量の単位のこと。

1ロットあたりの取引数量は、
FX会社によって異なります。

国内・海外の違い

国内FXは
1ロット=10,000通貨(1万通貨)
海外FXは
1ロット=100,000通貨(10万通貨)

の場合が多いです。

同じ1ロットでも、
取引数量を間違ってしまうと、
想定の10倍もの数量を取引してしまうことになるので、

自分の使っているFX会社の
取引数量を確認しておきましょう。

実際の取引では、
0.01ロットや10ロットなどロット数を変えて取引します。

ロット数に応じてリスク・リターンが変わってくるので、
ご自身の資金に応じて取引しましょう!

レバレッジとは?

レバレッジとは、てこの原理のこと。
これを活用することによって、
手元の資金以上の金額で取引ができます。

例えば、手元資金が10万円の場合

レバレッジ25倍:250万円分の取引が可能
レバレッジ1000倍:1000万円分の取引が可能

となります。

国内FXと海外FXでは、
国内FXはレバレッジ25倍が上限
海外FXは上限がないという違いがあります。

よくFXでは、
レバレッジが高いからリスクが高いと言われますが、
それは間違いです

レバレッジが高い=少ない資金で取引ができるが正しいです。
レバレッジにより、
手もと資金以上の金額で取引ができたとしても、

その内いくらで取引するかによってリスクが変わります。
たくさん取引ができるからと言って、
ロットを増やしすぎないようにしましょう。

必要証拠金とは?

必要証拠金とは、取引に必要となる証拠金のこと。

レバレッジがなく、
1ドル=100円で1万通貨分(1ロット)の取引をする場合、
100万円が必要になる。

ただし、レバレッジが25倍であれば、

100万円 ÷ 25倍 = 4万円

が必要証拠金となります。

また、必要証拠金は
通貨ペア・ロット・レバレッジ
によって金額が変わります。

証拠金維持率とは?

証拠金維持率とは、
取引している金額に対する証拠金の比率のこと。

今行っている取引が、
どれくらいの為替変動に耐えられるのか、
安全度や危険度の指標となります。

証拠金維持率が高ければリスクは低く
証拠金維持率が低ければリスクが高い

証拠金維持率を
高く保つことがFXでは大切になります。

追証・ロスカットとは?

追証(おいしょう)とは、
証拠金維持率が一定水準を下回ると
FX会社から求められる追加入金のこと。

ロスカットとは、証拠金維持率が
一定水準を下回ると行われる強制決済のこと。

一般的には追証が発生し、
追加入金で追証が解消できないとロスカットとなります。

ロスカットとなると、
今まで抱えていた含み損が強制的に決済され損が確定します。

ロスカットは、
本来大きな損失になってしまうことを
避けるためのシステムですが、
相場の急激な変化により、
ロスカット後の証拠金がマイナスとなる場合があります。

これは借金として残ります。

FXで失敗して大きな借金を抱えてしまったという話は、
大きなロットで取引をし予想とは違う為替の動きにより、
ロスカットになってしまったということです。

FXでは、証拠金維持率に注意しながら、
ロスカットにならないようにすることが大事です。

スプレッドとは?

通貨間の取引レートの差額を
「スプレッド」と呼びます。

スプレッドとは、
1回の取引にかかるコストのこと。

円でドルを買う場合

Ask(買値):110.500
Bid(売値):110.503

買値ー売値=0.003円
スプレッド=0.3銭

スプレッドが狭いほどコストが安く
広いほどコストが高くなります。

スプレッドはFX会社によって異なります、
取引コストはできるだけ少ない方がいいですね。

スワップとは?

スワップとは、2国間の金利差のこと。

一般的に、
金利の低い通貨を売って、
金利の高い通貨を買うとスワップを受け取れます

反対に、
金利の高い通貨を売って、
金利の低い通貨を買うとスワップを払うことになります。

日本の金利は世界的にも低水準なので、
対円での取引では外貨の
買いを持っていればスワップを受け取れ、
売りを持っていればスワップを払うことになります。

ドル円の取引で、
買いポジションを持っていればスワップを受け取れ、
売りポジションを持っていればスワップを支払う。

FX業者によって、
通貨ペアごとの「売り」「買い」のスワップは異なります。

「売り」「買い」どちらも受け取ることができたり、
どちらも支払うこともあります。

このスワップを目的としたFXの取引手法もありますので、
自分の使っているFX会社で、

取引する通貨ペアのスワップが
どうなっているか確認しておきましょう。

ゼロカットシステムとは?

ゼロカットシステムとは、
急激な相場の変化により、
ロスカットが間に合わず残高がマイナスになった時、
残高をゼロにリセットしてくれるもの。

このゼロカットシステムがあると、
借金を背負うことはなくなります

ただし、
このゼロカットシステムは国内FX業者にはありません。

したがって、
国内FXで失敗すると借金を負ってしまう可能性があります。

それとは異なり、
海外FXでのトレードでは、
自分が入金した金額以上の損失が発生することはありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

初心者向けの内容になっているので、
経験者の人にはそんなこと知っているよという内容だったと思いますが、
初心者の人は少し興味が湧いてきたのではないでしょうか?

私自身も、
最初は何となくFXは怖いというイメージだけでやってはいませんでしたが、
あるきっかけで始めたところ、
毎月FXで利益をあげることができるようになりました。

やってみて自分には合わなかったらやめればいいという気軽な感じで、
1度試してみてはいかがですか?

ブログ内には、
海外FXのXMについての解説ページがありますので、
参考にしてみてください!